先週の土曜日、「オートモデラーの集い in 横浜」に参加してきました。
主催の日産テクノモデラーズクラブ(NTMC)様、日産工機モデラーズクラブ(NKMC)様、協賛の北澤さんはじめとした、S.E.M.湘南モデルカー愛好会様、
素晴らしい機会を与えて下さって、本当にありがとうございました。
また、ニッサン創業時の本社社屋でもある歴史ある建物、
日産エンジンミュージアムゲストホールを開放して下さった、日産様にも感謝であります。
これが、日産エンジンミュージアムゲストホール。
著作権的に問題ある場合は見逃してね。
参加された方々の素晴らしい作品は、
等でご確認下さいませ!
さて、
前回宣言したMustangⅡ Cobra のモンローハンドラー、製作開始しております。
MONROE(モンロー)はアメリカのショックアブソーバーのメーカー。世界初の伸縮油圧式ショックを開発し、現在ではFord、GM、Chrysler 、BMW等の純正サプライヤーだそうです。
そのモンローが、アメリカの車雑誌Hot Rod Magazineとのコラボ企画として、77MustangⅡのコブラⅡをベースにロードレーサー用として改造したのがこの車体。
レベルのキットの箱写となっているのは、恐らくグラスファイバーパーツでマッチョに飾られた2〜7号機のどれかかと思われます。
ネットで検索してヒットする画像は殆どがレプリカ車らしく、オリジナル車らしい画像は大概がこの箱写と同じなので、今回の製作の資料としては、この箱写を参考として判る範囲で細かいディティールを詰めて行きたいと思います。
このキット、車体はレアなんだけれどモールドだるだるで、黄色の成型色のプラにマーキングのデカールをぺたっと貼付けてオシマイ、っつー食玩ちっくな雰囲気ぷんぷん、な脱力さ。
しかしボディのフォルムはイイ感じなので、各所のディティールを追い込んで行けば、きっと化けるに違いないと思います。
まずは、フロントグリル周りのモールド表現されたヘッドライト、フォグランプ、グリルをぶち抜き。
グリルには後ろにあるハニカムメッシュを切り出して使う予定。ヘッドライトはWaveのIチップをメッキシルバーで塗装してリフレクター表現、フォグランプはプラ材を切り出して箱組してリフレクター、硝子部はクリアパーツのジャンクから適当なサイズを調達。
ある程度工作が出来たら、ボディに接着して合わせ目消しを行います。
リアは先にボディに接着して合わせ目消しを済ませてしまいました。
リアコンビランプ下のフィンはだるいモールドを0.15タガネで彫り込んで(開口まではせず)シャープさを強調。
リアコンビランプもプラに直接モールドですが、これはモールドをこのまま活用してどうにかするつもり。
そして各ダクト部を開口。
キットになかった給油口蓋をテンプレートを使ってケガキのガイトを作成、タガネのZERO→0.15→0.2とスジ彫り。
これがフロントグリルもボディに接着しましたヨ、の図。
うむ、なかなかカッコよろし。
次は車高の確認。
キット素のままだと車高がやや高め。
ロードレーサー仕様なんだから、もちっとローダウンで決めたい。
フロントのストラットとリアのリーフサスパーツのホイール内側穴の差し込み部を切り取って、1mm上にずらして再接着した所、イイ感じになりました。
エンジンルームは、これまた脱力モールドのエンジン本体と、内壁からにょきっと生えたような一体モールドのバッテリーやラジエターサブタンクだけの情けないキットオリジナルの状態から、内壁に生えたパーツを切り落とし別パーツ化や、ジャンクパーツを適当にあつらってデッチアップ。
では今回はこの辺で。