懐かしいなあ。
自分が幼い頃を思い出しますよ。
それにしても、このドタバタギャクのセンスなんか今観ても全く色褪せていない。
ほぼセリフ無し(本国版)でアクションと音楽だけで表現する年齢世代言語を超えたお笑いエンターテイメント、素晴らしいです。
さーて、
C3レーシング、いよいよリベンジのボディレッドパターンのマスキング塗分けです。
まずは比較的簡単な上面部、ボンネットとトランクのパターンから。


マスキング後に染み出し防止のクリアを吹いて、その後にレッド(ガイアの特色跳馬60年代カラー)を吹きます。

おーし、OK。
この程度でこけているようでは、とても側面分の塗分けなんかできませんからね。
それにしても濃い赤のラインが入った事で果然レーシーな雰囲気がアップ!
前回の退色した気の抜けた赤ならぬピンク?デカールのラインなんかより断然カッコいいですな。
お次は側面部。
各種ロゴマーク貼り付け面下地や一部文字部をマスクするのに、先日ヒロシさんのブログで紹介されていたコレを使う事としました。

ホルベインのマスキングフィルム、透明ブルーの低粘着タイプです。
決まったデザインに合わせてマスキングを切り出すのに良さそうな感じでしたので、ヒロシさんの記事を見たその晩に画材店にてソッコーで購入しました。
印刷したデカールパターンコピーの上にシートを貼って、デザインをなぞって切り出します。

ボディに貼ってみたらこんな感じ。
ちなみに「7」のマークは位置決め用のダミーマスク。

フィルムは薄く柔らかく、この程度の曲面なら何の問題もなくしっかりフィットしました。
密着性も十分で、また位置調整の為の何度かの貼り直しを行った後でも、それが落ちる事は殆どありません。
逆に、がっちり貼り付けてしまうとエッジの部分を上手くひっかくようにしないと捲れてくれないので、剥がす際には塗装面を傷つけてしまわないように慎重に行う必要があります。
そんなんで、ほぼ丸一日掛りで行ったマスキング後の姿がコチラ

外周の細いライン部を0.4mmのマスキングテープをフル活用してマスクしました。
なんかもうこれでお腹いっぱい、という感じ。
この状態でJMCに持って行きたい気持ですよ。
まあ、そうも言ってられないので、同じく染み出し防止のクリアを吹いた後に赤を吹いて、

さて、果たして結果は如何に・・・・
どうか苦労が報われますように、と祈りながらテープを慎重に剥がして行きます。
勢い良く引っ剥がしたりすると、特に細い部分なんかで余計な所の塗膜まで一緒に持って行かれる事がありますからね。ここは焦らず落ち着いて・・・


やはり何ヶ所か汚くはみ出していますが、まあこんなモンでしょう。
この程度であれば、多少はコンパウンドで削り落してキレイにする事もできるだろうからヨシとします。
全体像はこんな感じ。

結構キレイに決まりました。
うむ、こうしてみると特にリアのオバフェン周りなんかは前回とは段違いの出来。
いやあ、苦労した甲斐があったかも。
この後、ボンネットとトランク部のゼッケンマークもホルベインマスキングフィルムでマスクして黒塗装。
前の「7」は、ボンネットの分離ラインに掛かるので、デカールよりも塗分けの方がエッジ部の境界部のガタ付きを少なく押さえる点でヨイかな?と思った為の作業。
ちなみにサイドの黒文字白中枠線のゼッケンは自作デカールとします。
狭いエリア内にある白中枠線をマスキングで表現するのはかなり難儀しそうなもんで・・・・

さて、このC3レーシングは、11/7、8の二日間で行われるJMCにB!Mの参加作品の一つとして持ち込む予定のものです。
8月の中盤に始めた頃には速攻で完成できるだろう、と思っていたのですが、実際はご覧の通り日に日に進捗が鈍る始末であります。
このペースだと正直、JMCへの出品も危ないかも?
ちょっと今後の進捗予定を見積もってみましょう。
デカール印刷とクリアコート 1日
デカール貼りと乾燥 1日
デカール糊水洗と乾燥 1日
1次クリアコート 1日
クリア乾燥 3日
クリア中磨ぎ 1日
クリアオーバーコート 1日
クリア乾燥 7日
磨ぎ出し 1日
小物取り付け 1日
ギリギリOUT!?
うーむ、オーバーコートクリアの乾燥期間を5日に短縮して対応せねば・・・・
ちょっとヤバイかも・・・・