2011年4月24日日曜日

Citroen DS19 No.2 写らない青紫

キーボードを前にフリーズする日々が続いておりますが、もう直ぐG/W、そしてその後は静岡ホビーショーですよ、早いですねえ。

文章が浮かばないなら、製作工程をシンプルにそのまま紹介するだけでもやっておきましょうか、っつー事で久々のDS19製作記。

スジ彫り追加、Cピラー周りのリアウインカーハウジングやメッキモールドも0.15mmタガネで強調、再現。

シャシパーツのマフラー表現、リアホイールハウスから分厚い凸段差形状となっており、このままでは味気ないので、
削り取って、真鍮パイプ二本をハンダ付け連結して再現。

ここで、ボディカラーをどうするか暫し悩む。
今回の製作開始以降入手したORIGINALシリーズのDS本や、膨大なDS情報が網羅されたサイトを眺めていると、そのバリエーションの豊富さ、複雑さ、に訳判んなくなってくるのだが、まあ、それはそれで愉しい過程だったりする。
で結局、後述する59年前半に用意された、とあるセンス悪いカラーを選択するのだが、Hellerのキットは59年後半から61年までの仕様車である様で、59年前半式にするには、幾つか手を加える必要があります。

まず、リアバンパー上部に在る、サイドまで回り込んだウインカー?ハウジングの追加。
エポパテを使って、適当に現物合わせで形作りました。
残はB/Cピラーの溝付きパネルの再現ですが、それについても後述します。

途中の過程をぶっ飛ばして、ボディカラー塗装完了。
カラーリングは、先に紹介したDSサイトのカラーシュミレーションより、59年前半式のボディ:AC 603 bleu delphinium、ルーフ:AC 144 blanc carrare の組合わせ。

bleu delphiniumは、シュミレーションサイトのカラーサンプルを眺めながら、ガイアのパープルバイオレットをベースに、クレオスの74エアスペリオリティブルーを少量づつ足し増しながら合わせたのですが、この写真じゃ全く色合いが再現できていないですね。
現物はもっとセンス悪い、彩度の落ちたラベンダーっぽい色です。

このカラーパターンにおいては、B/Cピラーは溝付きのアルミパネルだそうなので、キットのB/Cピラーをガイアのブライトシルバーで予め塗り分けしておき、その上からインクジェット式のクリアデカールに細い横線を描いたモノを自作して、それを貼付けます。

こんな感じ。

リアのへへ(ダブルシェブロン)エンブレムモールドは磨ぎ出しの邪魔なので削り落としましたので、43用仏車エンブレムデカールで再現。

そして、またまた途中の過程をぶっ飛ばして、クリアコートと磨ぎ出し完了しました、もひとつオマケに内装も完了してますよ、の図。

この後は唯一の難関であり、どうしてもやる気が起きない、ウインドウパーツのバキューム絞り出し。
キットオリジナルのクリアパーツは厚ぼったくて、かなり残念な感じですが、ただ、リアウインドウの形状が結構複雑多面的で、これをバQで作るのは相当に難儀なんじゃないか、と思っています。
そもそもヒートプレスは経験あるが、バQは未経験。
バQマシン作る所から始めなくてはならない、っつーのが面倒くさく、それもあって今一気が乗らないのだなあ、これが。

まあ、今週一週間じっくり考えるとしよう。



おお、こうして書き上げてみると結構文字数多いじゃないか。
内容面白くナイが、ははは。

では、次回はG/W期間中のDS完成報告か、はたまた静岡散財記か?