2008年12月31日水曜日

スカイラインHT 2000GTレーシング No.6 Pure Color

いよいよ大晦日。
模型趣味生活的には最高の1年であった2008年。
各種模型展示への参加や、リアルにクラブメンバーとお会いでき、一気に趣味世界が広がりました。
1年を通して充実したOffを過ごせたと思います。
皆さん、ありがとう御座いました。

そんな文句無しの1年でありますが、しかししかし、年の瀬になって完成間近の312Tでトラブルをおこしてしまい、新年を迎えるにあたり気分がイマイチすっきりしません。
最高の1年に相応しく、ビシッと最後を締めくくるべく、課題であったケンメリレーシングのボディカラーに再挑戦です。



まずは失敗塗膜落しから。
ボディはライン出しでかなりパテを使っているので、シンナー風呂は避けて、ペーパーで塗膜表面柚子肌を落す感じで均す程度に。
それ以外の細かいパーツはまとめて風呂(というよりシンナーラップ)です。


改めてサフ吹き。
ラインのシャープさは失われていません。
よかった。

で、いよいよ調色。
前回はガイアのExブラックをベースに緑系、青系の塗料を加えて調色していましたが、コメントで色々な方より、緑もしくは青をベースとして、その色合いが失われない程度に黒っぽくするといい、とアドバイス頂きました。
更に、F1モデリングの70年代F1特集号のウルフWR-1作例におけるウルフブルーの塗装方法、透明度の高い色を何回も塗り重ねる事で元の色合いを残しながらも黒っぽくし且つ深みを与える、との内容に教えられ、


ガイアの純色セット買って来ました。
まだ在庫があってよかった。
色の深みは色の透明度で得られるのですね。
にも関らず前回は隠蔽力の強い塗料で一生懸命調色していたんですね。
深みが出なくて当然かも。


まずはピュアグリーンを2に対し、ピュアシアンを1で調色。
緑ベースに青系を加える事で黒っぽさを出してみました。
塗膜が十分厚いとかなりイイ感じになります。

ただ、この状態では塗り重ねはかなり難しそう。
また下地カラーにもかなり結果が左右されそうなので、

Exブラック、ウルトラブルー、ビジリアングリーン、エメラルドグリーン、そしてタミヤサフのまま、を下地として先の調色カラーを吹いた状態を比較してみる事にしました。


このデジカメでは濃紺にしか見えませんが、実際は確実に緑です。
微妙に青っぽい深い緑。狙い通りですゼ、やった!
さて、下地はどれがいいですかね?
黒は問題外として、ウルトラブルーかビジリアングリーンが雰囲気かな?
それにしても見方の角度や、光りのあて具合、太陽光が蛍光灯かでも全く色合いが変ってしまうので、判断が難しい。
だけどどれもイイ感じなので、嬉しい悩みであります。
まあ、除夜の鐘でも聞きながら考えるとします(笑)
いやー、これで気持良く新年を迎えられそうです。


それでは皆様、よいお年を。
来年もよろしくお願いします!

フェラーリ312T No.17 ラスト5ラップ、マシントラブル


ゼッケンデカールも貼った。


ウイングもハセガワミラーシールを貼る為の下地作りを終えた。

で、カウルパーツのデカールが貼られていないものについて、クリアの中磨ぎとオーバーコートまで終え、3日後、さてコンパウンドでもかけてみようかと、タミヤ赤でゴシゴシしていたら・・・・

ありゃ?

いやーな予感・・・・
他のパーツに不具合は見られていないし、これはサイドカウルのエアアウトレットの部分だし、この程度なら目立たないからイイだろう、という事で、気を取り直してせこせこ磨きを進め、ハセのセラミックコンパウンドでフィニッシュ、それから中性洗剤で水洗いして、一晩放置した翌朝・・・


ほぼ全てのパーツで、下層面からの脱ガスしたような表面の変質が起ってしまいました。
これは以前、ワンダーシビック作製時に、ホルツの実車塗料を吹いた上に中3日でクレオス超クリアを吹いて磨ぎ出した時と似たような現象。
ペーパー中磨ぎ後のオーバーコートクリアでは何ら問題が無かったのに、コンパウンド掛け後に異常が現れました。
塗膜の乾燥期間7日ではまだまだ短かったか・・・・・
はたまたyaszoさん懸念の塗料とクリアの相性問題・・・・
既にデカールを貼っている他のカウルパーツも同じ塗膜乾燥期間でデカール下地クリアを吹いているので、今後コンパウンド磨ぎ出し以降に同じ現象が起る可能性は極めて高いと思われます。

なんという事だ・・・・

ここまで来てこのトラブルはショックがデカい。

やり直すにしても、まずはデカールが必要。
タミヤのアフターにWebで連絡入れましたが、正月休み中で回答は1月5日頃。
そもそも312Tは今はもう生産休止品なので在庫があるかどうかも怪しい。



そういう事で失意の312Tは、その大きい箱の中に仕舞われて、押入の奥に消えて行きました。
さようなら〜〜〜













ってな事で終わらせる訳には行かねエ!
つい先ほど、イヌ屋でアフターのデカールを注文したゼい!
これはキットオリジナルではない、「よい年」ロゴも含むAMS製のカルト品だ!
デカールは新年10日までには到着するでしょう。
それまでちょっと頭を冷やす為にと、懸案であるもう一つの課題に取り掛かり始めるが、

コイツは絶対に静岡に持って行く!
I'll Be Back!!

2008年12月23日火曜日

フェラーリ312T No.16 White Line

赤塗装から1週間経過。
デカール貼り下地として、Exクリアを吹きました。
しかし赤塗膜の表面はかなり柚子肌が酷く、普通にクリアを吹いたぐらいでは表面はフラットになりません。
そこで今回はクリア表面を2000番のペーパーで指で表面をなぞってザラつきが消えたか位まで均しました。

こうしておけば、デカールの密着性向上と、この後のクリア本吹き後の磨ぎ出しで楽ができるのでは、と考えたからです。
ただ思惑通り行かなかったのは、恐らく赤塗装の段階で噛み込んだ大きめの繊維ダストが、ペーパーをあてたら表面露出部分だけで収まらず根ごそぎ持って行かれ、下地の白がドット状に露出してしまった事。
そのような箇所が結構できてしまいました。
これらはデカール貼り後にタッチアップしなくてはなりません。
塗り面積がデカイと噛み込むゴミの数もやはり多くなってしまいますねえ。
まあ、最終的にクリアでコートしたらタッチアップ箇所も目立たなくなるとは思ってますが。


それとトップカウルのシャシとの固定用リベット(ボルト)のモールドですが・・・
(写真はペーパーあて前)


最後にシルバーの筆塗りで仕上げようと思ってましたが、思わずリューターで削り取ってしまいました。

ボディカラー塗装後になんて大胆な事を。
我ながら度胸ある。

で、その箇所に更にピンバイスで穴を開けて、
そこにはアドラーズネストのボルトヘッド平マイナス(頭径1.5mm)を打ち込んでみようかと・・・

ああ・・・またも懲りずの成金モデリング。

で、その効果ですが、
(これはペーパーあて後の写真)


サイズでか過ぎ(泣)

これじゃあまるで1/12サイズのラジコンカーのリアルなシャシ固定用ネジじゃあありませんか。
くそーもうワンサイズ、いやツーサイズ小さくでもヨカったですよ、
無念・・・・
でももう後戻りできないので、このまま使いますけどね。


コストに見合った喜びが十分得られないまま、続けてカウルへのデカール貼りです。
夕方前に始めてたっぷり12Hr掛けて、一気に貼付けました。



Hot綿棒、デカールフィット、マークソフター、をフルに活用して貼付けました。
このカルトのデカール、発色と隠蔽力が実に素晴らしい。
フィルムも曲げや引っぱりに強く、それでいて固すぎる事もない、まさに最高級品質。
ああ、なんてデカール貼りが楽しいんだ・・・
ボルトヘッドのショックは遥か彼方に飛んで消えましたよ、ルンルン。


上部フェアリングのゼッケン部分、赤枠の中は透明デカールとなっています。
それだけに素晴らしいデカールとはいえ、未熟な自分の事ですからシルバリングの懸念もあったので、ここはクリアを吹いて様子を見てからゼッケンを貼る事としました。
合わせてフロントカウルのゼッケンも同じタイミングで貼る事とします。


サイドはラインの合わせに結構難儀しました。
まあ、自分にしては上手くできたかなーとスポンサーデカールまで貼り終えた後、改めて資料を見てみたら、フロント側のライン三角の頂点部分、中枠のラインはそこで合流させなくてはならないのに、自分はそれに気付かず、合流できていないのはおろか、先端がロンパリ状態の離れ離れとさせてしまいました(大泣)
外枠はしっかり合流させていますが、うわあああ、なんで気が付かなかったんだろう?
これから貼り直しは被害拡大しそうで無理。
折角のルンルン気分が一気に消え失せる。
もう仕方が無いので、完成後は真横目線で見る事厳禁と致しまス、しくしく・・・


気分が上行ったり下行ったりと忙しいモデリングですが、ナンダカンダで楽しんでますよ、ホントに。
カウルデカール貼っていよいよフィニッシュが近づいて来ましたからね、早く完成させたいです。



さて、明日はクリスマスイブであります。
最近、この方これが脳内リフレイン止まらないです。
クリスマスソングの楽しいのに何処かに少しだけ痛みを感じる雰囲気というのは結構好きなので、明日明後日の通勤中のBGMはクリスマスソングオンパレードで行ってみよう、そうしよう。
ちなみに自分の一番好きなのは、

2008年12月14日日曜日

フェラーリ312T No.15 Red

何が可笑しい?ウェットン。
King Crimson - Red



先週来から風邪をこじらせ気味で、週末までだましだまし乗り切ったまでは良かったものの、先日土曜日の友人との忘年会で、都会の夜の冷たい乾いた風を浴びたら、抑えていた風邪が一気に悪化してしまい、今日は昼過ぎまでDownな1日でした。

それにしても今晩は寒いですなあ・・・
明日の朝は辛そうだ。

あ、Topの写真はつまらんシャレです。
ただし、体調も模型製作もこれ同様レッドゾーン突入、などというベタな絡め話は一切ありません。ネタの膨らませ方がもの足りずにスイマセン。





3日掛りの赤塗装完了。

結局、モデラーズのBレッドを全てエアブラシで吹きました。
奥まった所やコーナーの所等、塗料が乗り難い箇所は缶スプレーでは逆に上手くできないだろう、と考えた為です。
それらキツい所は、最初に吹き付け圧を落して少しつつ塗り重ね。
ある程度色が乗ったら、今度は圧を全開にして各パーツ毎に薄めの塗料を全体に一塗りしては乾かして、を4回程繰り返し、その後色合いの差が見られたパーツについては更に重ね塗りを行いました。
いつものウェット気味な吹き方とは異なり、吹いては乾かし、を繰返したので塗膜表面は結構ざらついています。
この後のクリアで押さえ込みますが、デカール段差消し分と合わせて過度に厚ぼったくならないように気をつける必要あり、ですね。


そして、今回最も心配だったのが、上部フェアリング白部分と赤部分のマスキング塗分け境界線の出来。
マスキングの後のクリア吹きの染み込み防止対策が効いたか、ばっちりでありました。

さて、この後はデカール下地のクリアと進みます。
ちなみにモデラーズカラーは乾燥が遅いとの事で、クリア上吹きまでに乾燥期間を十分に取る必要がありそうですが、今回も使用する予定のExクリアとの相性確認も兼ねて、短い乾燥期間でのクリア上吹きテストを行いました。

12/8にエアブラシでBレッドを4回塗り重ねで吹き、中1日置いて12/10にExクリアを少々タレ気味にたっぷり吹きました。
写真は12/12時点の状態ですが、塗膜に妙な反応が起きた気配は見られず、これなら安心してExクリアを使用できると思います。
まあ、一応念のためにクリアまでの乾燥期間は1週間程置くつもりではありますが。


乾燥放置期間中は、他の部分をちまちま作って行こうかと思います。

リアウイングステーは、左右分割パーツを先に接着して合わせ目を消した後に、ラジエターとかギアボックスとの連結ステーを後ハメしています。


さて、この調子で一気に行きたいですね。

2008年12月7日日曜日

フェラーリ312T No.14 Pink



レッドの下地ピンク完了。
ガイアのブリリアントピンクです。
レッドの発色を良くし、塗りムラを抑える目的での下地ピンクですが、
そもそもこのピンクがムラムラになったらどうしましょー、
という事前の懸念は全くの杞憂。
かなりアバウトな吹き方したのですが、簡単に染まってムラも皆無です。
流石ビギナーに易しいガイアの品質。

さて今回モデラーズのブライトレッドが使えるようになった事もあり、ナレッジ蓄積として、手持の赤塗料について、各々の色合いと下地がピンクか白(今回は白プラパンそのまま)かでの違いを確認する為、カラーチップを作ってみました。
レッドカラー比較
※クレオス「ブライトレッド」となっているのは「ハマーンレッド」の間違いです
上の「P」と書かれている部分がブリリアントピンクを下地して上塗りしたもの。
「W」は白プラパンに直接吹いたものです。
この色同士で比較すると、見かけ上モデラーズのBレッドが一番濃い色合いですが、これでもクレオスのNo.3レッドよりは明るいです。
そして、キット付属のデカール(再販カルトもの)の赤に一番近いのがモデラーズのBレッドでした。
また、写真では下地の差が感じられませんが、実物を見るとどれも下地ピンクの方が鮮やかな赤となりました。それに染まり・発色も下地ピンクの方が早い段階で成り、当然その分塗膜を薄く仕上げる事ができます。
ピンク下地のメリット、改めて実感した次第であります。

さて、流石に大面積のカウルは下地のピンクを吹くだけで一日仕事。
(いや、他にも家の事とかあるし・・・)
ピンクの乾燥も十分取るべく、クライマックスの赤は明日以降とします。

あとはパイピンク関連の細かい仕上げ等々・・・

複数本平行に走る所なんかを、奇麗にまとめるべくニクロム線で縛って、その上からアルミテープの細切りでタイラップを表現しようとしたらお話にならず玉砕。

なので、先日のAMCでこいつを見つけて使ってみる事としました。

知恵も工夫のかけらもなくて申し訳ありませン。
こういうのに頼るしか無い、過保護なワタシであります(苦)

で、使ってみたら

やあ、金掛けただけの事はある(笑)
満足、満足。


あとはウイング関連のメッキパーツ。

ヒケが見えるのでメッキ落して修正するのですが、このメッキがまあ〜落ちない!
キッチンハイターで10日、カビキラーに漬け直して10日、それでもこれ以上はもう駄目。
模型用の専用溶剤は処分に躊躇しそうな気がしたので、一般家庭用のものでどうにかしたかってのですが、時間ばっかり掛かるので、これ以上はペーパーで削り落します。
どうせヒケ修正する事だし。

「居酒屋」にて

もう昨日の事ですが、ナンセルさんとそのご友人ochanpinさんとお会いして、そのまま「模型居酒屋」ことAMCにお邪魔してきました。

キャラメルコーヒーを頂きながら、お店のご主人と楽しい模型談義、F1談義に花を咲かせました。
もっとも自分はかなり限られた期間のF1しか知らないので(苦)、リアルF1話ではホンダの撤退ニュースの所ぐらいしか絡めませんでしたが、ははは。
で、その席で実物を観させて頂いた、ナンセルさんのマシン。

ホンダNSR、
西洋陶器のように品格あるカウルデザインは、その殆どが自作のデカール!

それとカウンターに飾られてあった、ショップのお客さんが持ち込まれたという、紙粘土のM23

これ、エキパイから何から何まで紙粘土ですって!
まさに唯一無二!

店内には色々と魅力的なキットが山積みだったのですが、先のホビーショーでの散財の記憶もまだ新しい今、これ以上標高を上げる訳には行かないので、
もう二度とキットは買わない!!今年は
との固い決意を貫き通し、312T用のD/Uパーツのみに物欲は押さえ込みましたヨ。
ふぅ〜〜、これが男ってもんよ・・・・(馬鹿)

でもAMC、よい雰囲気ですね。
今よりもっと腕が上がって、そして地理的条件さえ良ければ通い詰めたい店であります。
それに夜はお酒のメニューも出るらしいし(爆)

また、この日はナンセルさんより実に強力な物資の支援を頂きました。

モデラーズのブライトレッドの缶、だけじゃなく瓶と専用溶剤まで。
それに缶はまるっきりの未開封品じゃありませんか!
(帰宅してから気が付いた・・・汗)
ありがとう御座います、ナンセルさん。
「最初にピンクじゃ、忘れるな・・・」
の教え、確と承りました。

また、ochanpinさんとは相互リンクして頂ける事となりました。
1/12 F1の製作記を以前から参考としておりましたので、光栄であります。
これからもどうぞ宜しくお願いします。



さー、日曜はピンクだぞ。

2008年11月29日土曜日

フェラーリ312T No.13 大地に立つ

前回のエントリーにて有り難い事にナンセルさんよりモデラーズのブライトレッド支援の申し出がありまして、大面積カウルの赤色エアブラシ塗装ではムラを出さずに上手く仕上げる自信が無く、しかしながらタミヤの缶スプレー、イタリアンレッドはイメージよりチョイ濃いかな、とも思っていたもんですから、こちらとしてはまさに願ったり叶ったりであります。
改めましてありがとう御座います、ナンセルさん。

そういう事で、今回のタイトルは"Red"とはなりませんでしたが、代わりにカウル以外のパーツの製作を進めます。



タイヤとホイール作りました。
ホイールのディスクはクレオスのゴールド、リムはガイアのSBジェラルミンを使用しました。
タイヤの「いい年」ロゴは、タミヤエナメルのフラットホワイト筆塗り。
ホイールに装着する前に筆塗りして、その後はめ込んだらその際のゴムの伸びで塗膜が割れて剥がれ落ちてしまいました(泣)
で、ホイール装着状態で再度塗り直し。
どうもゴムパーツとタミヤエナメルの密着性は良くない様で・・・
経年劣化はもちろん、この後の工程でもちょいと心配だなあ・・・
この場合はラッカーを使用した方が良かったのでしょうかねえ?

で、靴ができたら早速履かせてみたくなるのが人情(?)
シャシとエンジンの位置出し接着も兼ねて四輪に履かせました。






何も言えねェ・・・・

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Now playing: John Coltrane - Say It (Over & Over Again)
via FoxyTunes

2008年11月27日木曜日

フェラーリ312T No.12 White

No.12はニキ・ラウダ。



ベースの白塗り終わり。

いつもの如くガイアのExホワイトです。
グレーサフの上からホワイトサフを吹いてしまうと、どうしても下地の平坦度が落ちるので、後の中磨ぎで楽したく、最近はもっぱらこの方法です。
ただし隠蔽力が強くて塗膜も強いExホワイト使った後のエアブラシの洗浄はかなり大変。
専用溶剤もかなり使うし、エアブラシも毎度徹底分解して細部まで奇麗にしておかないと、万一塗料残りがあった場合に、詰まったり可動部が固まったりするのであります。

で、1日乾燥放置させた後、カウルの赤部分をマスキングして、


白部分を今度はクレオスのクールホワイトにダークイエローを気持加えて調色して柔らかくした白を吹きました。

写真じゃわかんねーや。

さて、明日からはいよいよ本題の赤塗装です。
カラーは何を使いましょうかね。
大面積の複数分割パーツをムラなく旨く塗れるでしょうか?

2008年11月24日月曜日

ホビーフォーラム2008に行ってきた


三連休の中日の日曜、見事な晴天の下、行ってきました大桟橋。

ホビーフォーラム開場の10時10分前にシルクセンター前交差点を曲がったら、大桟橋内駐車場は既に満車で駐車待ち長い渋滞の列が出来ていました。
こりゃ動かんだろ、という事でそこで車から降りて、送ってくれたWifeはそのまま車を Uターン、近くの街中に消えて行きました。。
そしてそこから歩いて数分、大桟橋ホールに向うべく橋の上の丘を登って行くと、そこには愛すべきオヤジ達の長い長い入場待ちの列が・・・
横浜有数の絶景ポイントで、連休中という事もあり既に少なく無い観光客が来ている中、そのオヤジ行列はあきらかに異様で、近くにいた若いカップルを引かせるには十分なオーラを放っておりましたよ。

まあ、そんな行列も10時の開場から3分程で難なく全員入場完了。

今年の開場は昨年の赤レンガ倉庫よりずっと広々としていて、天井も高く開放感たっぷり。
昨年のような、店舗間通路が凄まじい物色渋滞で行きも戻りもできなくなる、という事はありませんでした。
が、やっぱり人気の店の目玉商品コーナーには人集りが凄く、かき分けて入るのにもそれ相応のパワーが必要です。デパートバーゲンでの御婦人の事はもう言えませんね、この日の皆様とワタシ。
尚、自分は今回、43レジンの格安販売品だけに的を絞り、他には一切目もくれず全ての軍資金もそれにつぎ込む決意で来ましたので、43もの以外の店舗や商品は華麗にスルーさせて頂いております。ST27のイベント販売物が何だったのかとか殆ど覚えておりませン(笑)
で、その成果物の紹介は後半で行うとして、展示会コーナーの作品をずらっと紹介。

Fomula1 Modelさん


1/20統一された展示は見応えがあります。


ルマンの会。


貴方達はミクロマンですか?
ってなぐらい細部に渡る作り込みが凄い。


JULIUS RACINGさん。


ここの作品はどれも圧倒的。
その高い到達点に、43キット購入直後の高揚した
気持が一気に萎えてしまいました(笑)


WRCさん。


ここでも43の古いラリ車の作品に大変刺激を受けました。


でもこんなに細かい表現、自分には到底無理であります。
もちろん、作品全体としても美しい仕上がり。


S.E.M.さん。


かなりの台数を展示されてました。
どれも素晴らしいのですが、個人的に特に響いたのがこの3台。


静岡でも展示されてましたが、何度見ても気品溢れる雰囲気に見とれてしまいます。
まさにフェアレディ。


フジミのW201エボ2 マカオGp。
エクステリアのシャープな仕上げ、内装の作り込み、
実に素晴らしく、しばし見入ってしまいました。


ちなみに今回は車屋だけでなく、マルチジャンルのクラブも展示していました。


それとプロアマ問わないコンテストも行われていました。

こちらも車限定でなく、マルチジャンルOK。

タミヤの1/12を使った極限までの作り込み作品。


パイピング、電装、カウルの薄さ表現の追求が凄まじい。
ここまで出来るのかっ!!まさに圧巻。


30代以上の日本人の大多数が感動の涙を流すであろう、


日産社員による、R35ニュルテストの風景とか、

こちらも色々と楽しめました。

で、買物が終わったWifeに迎えにきてもらい、

紅葉色づく山下公園を左手に見ながら13時前には開場を後に。

今日のような天気に恵まれたなら観光にも最高だし、模型趣味も堪能できて言う事なし。
もう既に来年が待ち遠しくなってきますよ。
でも昨年と少し違うのは、見て買うだけじゃもの足りない、というか・・・
自分もこの場所に作品展示者の一員として立っていたい、との思いを強くしました。
よーし、じゃあ来年は・・・・??


まあ、それはさておき、最後に戦利品でも曝すとします。

じゃん!


Post Hbbyのブースで、43キットが1500円/個!
多分こういう機会でもないと絶対ない値付け。
ここぞとばかりに大量に買い込んでしまいました。
多分これで向こう5年は持つぞ。

そしてその内に1個は、

IEDM (半導体の学会の事ではありませン)IDEM(でしたね、ヤバイヤバイ)とか言うメーカーの43メタルキット。
プジョーの電気自動車VLVです。
初のメタルキットですが、こいつはにゃんと1000円!
でも値段は兎も角、お試しというにはちょっと難儀なキットの悪寒もするぞ。
これは作っても誰も判らないかもしれない。
天の邪鬼的には嬉しいキットです(ばか)
でも何時作れるようになる事やら。