何故かフランスというチームは毎回毎回良くも悪くもセンセーショナルな話題を提供しますねえ。
例の件に関する事についてならそれ専門の所で盛り上がるとして、今回、この度本戦出場を果たした事を祝って、っつーのはこじつけですけど、久々の仏車行ってみます。
仏車といえば勿論蒼いライオン。
なんっってたってプジョーオーナーですからね、当然ですw
で、自分の密柑山に埋もれるぷじょ車コレクションの中から今回選び出した物が、

エレールの1/43より、604です。
フラグシップ車の筈なのに何故か人々の記憶に残らない伝統を持つプジョの6シリーズw
そんな地味な存在であり尚かつ、メーカーのイメージ的にも地味地味だった時代の604を、母国エレールの43キットで作って見よう、と思います。
実はエレール43を本格的に作るのは今回初めて。
以前、息子が405のパリダカを作るのを横から手伝った事はありますが、オモチャとして作るのなら兎も角、キッチリ作ろうとすると結構難儀かも、と感じたのがその時の印象。
はてさてどうなる事でしょう。
しかし、そんな事言いながらも、実は以前からコイツの製作を念頭に置いて先のホビーフォーラムでも関係部品の調達を行っていました。

43キット、或はミニカー用のタイヤとホイールパーツです。
エレールのこの手のキットはタイヤがただのプラ材となっています。
こんな感じで。

これはチョットなあ、という事で、足回りに関しては43用アフターのパーツで引き締めようと考えていました。
ホイールはデザインが鉄チンぽいこれを使用。

ただし、サイズ等合うかどうか不明だったので、1セットしか購入していませんでした。
自宅での現物合わせで使える事が判ったので、であれば1セットしかないこれを今回で使い切ってしまうのは勿体無い。
コピーして使い回ししましょー。
と、「型取りくん」と光硬化パテで複製を試みたのですが、

ディッシュ部は上手くコピーできましたが、リムの所が上手くパテが行き渡らない。
どうも型取り自体が上手くできていない模様。
数回やってもダメで面倒くさくなり、敢無く複製は諦めました。
くそーこのホイールパーツ、来年のホビーフォーラムでも売っているかなあ?
その他プラパーツは、一度中性洗剤に浸けて脂分落し。

メッキパーツも漂白剤に浸けてメッキを落します。
水洗いして乾燥後に切り出して仮組。

リアが沈み気味。
車高を調整すべく、シャシのシャフトを置く部分、

リアは溝を可能な限り削って車高上げ。

フロント側は細切りしたマスキングテープを貼り重ねて車高下げ。
丁度良い高さになった所で、瞬着浸して固定します。
ボディのボンネット後方にあるルーバー相当部。

キットは微かなモールドで表現されています。
ボディ塗装後にここを黒く塗りつぶして表現するのはチョイと味気ない。
なので開けましたよ。

お約束でしょうか?ハイw
フロントバンパー、

乳白色の元メッキパーツの横幅が足りず、仮組してみるとサイドのウレタンカバー部との間に大きな隙間が・・・・
ここはプラ材を目分量で切ってヤスって現物合わせ。

結構何とかなったので自分でもチョイト驚き。
その他モールドを0.15のBMCタガネで深堀して、パーティングラインを落して、様子見のサフ吹き。

ボクシーでイイ感じ。
さて、ボディカラーは何にしようか、時代を感じさせる淡いメタリック系がいいかなあ。
こいつはなるべくサクッと行きたいです。
遅くとも年内完成ペースで行きたいですね。