2010年9月12日日曜日

TOYOTA Corona MarkⅡ GX60 No.2 クリアのオーバーコートについて無い頭を捻ってみた

実は、コンデジが壊れましてねえ。

SDカードスロットのメカニカルロックがバカになったようで、カードをスロットに挿入すると固定する事が出来ず、すぐさま”ぴよお〜〜ん”って飛び出してしまうのですよ。
これじゃあ使えねえ、ってんで修理すべくWebで概算見積りとったら標準工賃1万3千円との事。
おいおい、エントリーモデルの新品買えちゃうゼ、な価格で修理に出す気にはとてもならず、さてどうしたもんかいな、と思いながらのこの約一ヶ月、GX60の製作は亀の歩みながら進むものの、その状況を写真に収める事が出来ないので、ブログアップのネタもあがらない状態が続いていたのでありますが・・・・・
実は先日、手持のiPhone3GをiPhone4に機種変しまして。
3Gとは違って4のカメラはそこそこ使えるんですよ、ブログアップ用の写真としてなら十分のクオリティ、5M画素のオートフォーカス機能付き。


こんな感じでね、まあOK。

ボディカラーはブラウンメタリックとシルバーのツートンとしました。
80年代前半の国産車といえば、やっぱ何故か各社一斉に展開した中途半端?なツートンカラー。
でも、どの車種においても今でも一番印象に残っているのは、それらツートンですね。
少々感じる違和感が、逆に強く印象に残る要因かな?と思ったりしています。
そしてGX60マークⅡでは断然このカラーリングですね。
で、肝心の塗装の出来具合ですが、ブラウンメタリックの調色では茶色味とメタリックの深みが足りずちょっと不満足。カラーにクリアブラウンを更に乗せれば良かったのかもしれませんが、それを思いついたのではもうクリアを吹いた後だったので、やり直すのも面倒だし、もうこれはこれで進める事としました。

さて、上の写真はクリア中磨ぎ後のクリアオーバーコート・・・・
だけではなく、その後更にコンパウンド掛けした後の再クリアオーバーコート後、
の状態です。

何故、コンパウンド掛けした後に又してもクリアを吹いたか、っつーと、
この様に、最初のコンパウンド、実車用ソフト99細目を掛けている最中に白濁したリング状の模様が現れて来たのです。
白濁リング部の内側外側には問題はありません。コンパウンドを掛けた分だけの艶状態となっています。
そして、この白濁を消そうと更に磨きを加えると、白濁リングはリング幅自体は変らぬまま、更に輪だけが大きくなってゆきます。
まるで薄皮一枚を磨きながら剥がして行くような感じです。
これと似たような現象は以前もありました、1/12の312Tを作っていた時のと同じヤツですかね。
その時は、塗料とクリアの相性かな、とも思っていたのですが、今回は溶剤含めて全てガイアの製品で統一していますので、それは違うだろうと。
で、ふと思ったのは、これはオーバーコートのクリア層を削り切ってしまい、その下の最初のクリア層との境目が白濁リングとして見えているのではないか?という事。
だから、磨きを加えると表面のオーバーコートクリア層も更に削られ、白濁リングの大きさも広がって行くのではないか?と。
思い返してみると、オーバーコートクリアも最初の頃は吹き付けが上手くゆかず、1度の吹き付けでは終らずに2度、場合により3度、重ねていましたが、最近は1度で終らせいます。
そして、クリアの希釈もどんどん薄くなり、特に今回は塗装日当日が暑かった事もあり、クリアの粘度を感じるか感じないか位にまでジャビジャビジャビ(3回繰返して程度を表現してみました)にしたので、塗膜の層は相当に薄かったのではないかと予想されます。
ですので、これはオーバーコートクリアが薄いにも関らず、それ以上の磨ぎを入れた為に起った現象だろう、と想定するのであります。
そうであれば、オーバーコートクリア層をコンパウンドの削りしろを確保できる厚みにする必要があるだろう、という事で、それを確認すべく再び、今度は希釈量は同じまま、吹き付けを3度重ねて仕上げてみました。

さて、来週末のコンパウンド掛けではどのような結果となるでしょうか?
上記の仮説は立証されるか?
結果が早く知りたいので、まだまだ暑いこの土日だし、1日乾燥させれば十分だろうし、今日やっちまうか?

夕方まで考えるとしよう。



さて、その他の部品も徐々にではありますが、進めております。

ファブリックシートの毛の質感を出そうと、クレオスフラットベース荒目を加えた塗料を、更に砂吹きする、という事をやってみましたが、ファブリックというよりはお茶菓子のような質感になってしまいました、
とか、

ダッシュとかは相変わらず殆ど手間かけずに塗ってますよ、
とか、

このキット、パッケージには82年型となっているけど、グリルは80年型だぜ、だけどホイールは82年型か?なホイールをどうするか、80年型を気合入れて自作するか、とも一瞬考えましたが、メンドクサイので止めました、
とか、


あー、早く完成させたいです、コイツ。
実はもう作るの飽きてきました。
早く次ぎのを作りたいぞ。
次はアメプラのマッチョでかっちょイイやつを作りたい、あー作りたい。



では。




15 件のコメント:

ミゾロギ さんのコメント...

先日はお電話失礼しました。
プジョーでのドライブはいかがでしたか?
個展に忘れずに梱包しておきますのでお楽しみに。
いらっしゃる火は土日ですか?予定が決まりましたらお知らせください。
けっこうモデラーの皆様も見えるみたいですよ。

マーク2、懐かしい。この感じですね。
うちの親もグランデの2トーンセダン乗っていました。

ドカ山 さんのコメント...

ご近所のお宅がアリストからマークXに買い替えました。なんか悲しい。関係ないけど。
いろいろと工夫されてますね。参考になります。こちらはベーシックな作業で精一杯。スカイラインジャパンに明日はあるのか??

@河童 さんのコメント...

これはまた懐かしの車ですね。小学生の時、団地の駐車場の赤の他人のコロナマーク2の天井に乗って友達と遊んでて、親がシャレになんない修理代を請求されてしまった事を思い出す(笑

 クリアートラブル、解決すると良いですね。私も以前食らったことがありますが、下層のクリアーと上層のクリアーを吹く間の期間を明けすぎた上に、上層のクリアーの乾燥時間が短かった場合に食らってた気がします。あとはカブった上に無理矢理オーバーコートとかでも食らった事がありますな。

クラッチョ! さんのコメント...

このカラーリング、時代感があって良いですね。
レジン弄り始めましたが、やっぱりプラモの様には行きませんね。(少しビビってますw)
僕もiPhone4使ってますが3Gとカメラ機能は雲泥の差ですよね。HDRも対応したし。
ただ画像に位置情報が含まれてしまうので注意してくださいね。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ミゾロギさん、こんにちは!

こちらこそ、個展前のお忙しい最中にも関わらず、素晴らしい作品をありがとう御座いました。
今のところ、土曜日にご訪問させて頂きたいと思っております。
会場で作品や皆さんとお会いするのが今から楽しみです。

マーク2はシャシとコンパウンド掛け前のボディを様子見で合体させてみたら、思いのほかカッコよくて、テンションも盛り返してきました。
次の連休中には終わらせたいです。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ドカ山さん、こんにちは!

実は我家も替える事になりました。
猫バス顔のアレ、で御座います。

>スカイラインジャパンに明日はあるのか??
日はまた昇る!
ライジングジャパン、再び!!

藤谷吉宏 さんのコメント...

@河童さん、こんにちは!
こちらでも宜しくお願いしますね。

>下層のクリアーと上層のクリアーを吹く間の期間を明けすぎた上に、
う、これは思いっきり当てはまる・・・

>上層のクリアーの乾燥時間が短かった
これは1週間は開けたからなあ・・・

>カブった上に無理矢理オーバーコート
カブりはしなかったけど、これはケースとしてあるかもしれないですね。

下層と上層の間隔、確かに今回はいつも以上に手が遅くて、下層クリアから半月以上は放置してましたねえ。
上層が馴染むよう、下層が完全硬化しきらないうちに処理する必要があるのかもしれませんね。

成る程、ヒントになるかもしれません、ありがとうございます。


>天井に乗って
開口させて流行のサンルーフ車にしようと思いました!
っつー言い訳は駄目ですか?

藤谷吉宏 さんのコメント...

クラッチョさん、こんにちは!

時には試行錯誤しながらも、着実に前に進むクラッチョさんなら、レジンであっても大丈夫ですヨ、楽しんで行きましょう!

画像に位置情報>
あ、GPSメタの事、忘れてました。
ありがとう御座います。
写真に限らず、Twitter等々でも関連付与情報の扱いを上手くできるようにしたいですね。

yaszo さんのコメント...

きっちり進んでるじゃないですかぁ(^^)
来週末には完成とみたw

クリア云々の件ですが、
要はオーバーコートしたクリアが前のクリア層と一体化せずに単なる上塗り状態だったって事ですよね。だから研いだら分離したと。
私の場合、そのような症状は1回もないんですよ。使ってるのがフィニッシャーズのピュアシンナーで、これがかなり強力(プラが溶けるw)なんでオーバーコートのクリアも下層と上層が馴染んでくれるのかなぁとも思ってますが。
まぁ一概にそれだけが原因とは言い切れませんがね。乾燥具合や当時の表面の状態とか気温、湿度とか複合的な要素で起こったと考えるのが妥当なんでしょうか。

まぁ過ぎたことはスパッと忘れて完成に向けて頑張ってください(^^)
次はマッスルカー?w

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんばんは!

ペーパーの磨きキズを押さえ込む為にも、オーバーコートクリアの手順は捨て難いんで、このトラブルへの対応策は何とかして見出したいですねえ。
もしかして、一番の早道はフィニッシャーズへの乗換えかな?

来週末には完成させたいッ!
で、次はJMC対応も兼ねて、レベルキットかなあ・・・・

ヒロシ さんのコメント...

クリアー層のトラブル上手くリカバリーできるといいですね。
私の場合、クリアー層を削っちゃって塗装面が出ちゃうってことは多々ありますが(汗)

今後は基本精密屋のウレタンを使うと思ってます。近々F2001に使用するのでレポートしますね。

ところで、夏休みは石垣島に行かれたそうですが(あるばさん情報)、行かれたのは8月4日では?
羽田からJAL709便の沖縄行きに搭乗しませんでした?ご家族で。

いえね、我が家も沖縄旅行に行っていたのですが、当日羽田の搭乗ロビーですご~くクリソツなお方がいらしたもので、もしかしたらと。
我が家もその709便だったものですから。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ヒロシさん、おはようございます!

8/4、沖縄行きの飛行機に乗りましたよ!
「709」ではなく「907」なら確かにそこにいました。
JAL907便、東京羽田 10:25発 → 沖縄那覇 12:55着のやつです。
なんだあ、もしそうならお声を掛けてくれれば良かったのに・・・・
我家は那覇からそのまま宮古島行きの飛行機に乗り継ぎ、8/7までそこに滞在していました。
当初は天気に不安がありましたが、夕方にスコールはあったものの、それ以外は日差しにもまあまあ恵まれ、楽しい毎日を過ごす事ができましたよ。

クリア>
ウレタンは扱いが難しそうで、どうも二の足を踏んでしまいますねえ。
比較とか、色々教えて下さいませ。
F2001でのレポートも期待しています!

ヒロシ さんのコメント...

やっぱりそうでしたか!
907便でしたね(勘違いでした)
宮古島に行かれたんですね。
私たちは沖縄本島に4日から7日まで滞在しました。

あのとき、家内がトイレに行っていて、私と娘は窓のところに腰掛けていたのですが、そのときLimahlさんに良く似た人がすぐ前に来て飛行機の写真を撮っていました。
私は「あれ?Limahlさん?」と思ったのですが、まさかいるわけは無いと思い、またすぐにご家族のところへ行ってしまったので、声を掛けるタイミングを失いました。

あの時思い切って声をおかけすれば良かったですね(笑)

匿名 さんのコメント...

初めまして、時々拝見しておりますのですが、キットの名誉のために?書き込ませていただきます。

ホイールは純正アルミが付属していると思いますが、このデザインは60系全年式共通で上級車種にオプション設定されていましたので、年式違いということはありません。
なおこのキット自体はかつてのエルエスの製品を有井が金型を引き継いで生産しているものですので、地雷のご心配にも及びません。
(サイズの合わないタイヤが間に合わせで入ってたりしなければ、ですが)

自分が昔作った時はボンネットの先を削って無理矢理チェイサー顔(風)にした記憶があります。何故か後輪にだけ可動サスが入っていたので、上から押して尻下がりになった所が特にカッコいいと思ったものでした。

長文失礼しました。ご参考になれば幸いです。

藤谷吉宏 さんのコメント...

匿名さんw、こんばんは!

おおっ!このホイールは年式違いでは無いのですかっ!!
無知を正して頂いて感謝であります。
これで一気にテンションも上がりそうですw
そうですね、確かにここまで作ってみて、プロポーションやモールドの精度、そしてシンプルな作り易さ、中々の良キットと感じています。
綺麗に作れた時の完成形が楽しみですね。
綺麗に作れるなら・・・ですが、ううう・・・。

そういう訳で、ご覧の通りツッコミ所満載ブログですので、今後も遠慮無くコメント、ご指摘下さいね。