2011年6月7日火曜日

NISSAN FAIRLADY 240ZG No.1 TS-11 マルーン

え〜、不義理を重ねてばかりで申し訳ありません。
静岡ホビーショー後もお世話になった方々へのご挨拶はしないは、
また、肝心の自ブログにおいてはコメントを頂いたにも関らず、返信も無く長期放置の状態だわ、とまあ実にダメダメちゃんでありました。

という事で、そんな己自身に対して海よりも深く反省して、それを行動で示すべく・・・・・

ハセガワの240ZGの製作を始めましたので、改めて報告するであります。

ブログもそうですが、模型製作も手が遅いこの頃。
あまりパワーを掛けずにサクサク進められる様に、シンプルな内容のキットをバッチリ素組みで行きたいと思います。

まずはGノーズパーツはインストを無視してボディに先に接着してしまいます。
その後、スジを深く彫り直し、全体をサンディング、合わせてパーティングラインも消してしまい、捨てサフ一発。
乾燥後に600番ペーパで捨てサフを落してヒケの確認と修正。

そうそう、前ウインドウサッシはゴムモールの上に被さるようにメッキモールが在るのですが、キットにはそれが再現されていませんので、0.15mm厚のプラ材を使って再現します。
って、この時点で既に素組みじゃないじゃないかw

リアウインドウにおいては、そのままボディにはめると隙間が生じてしまいますので、

その隙間埋めも兼ねてゴムモールを再現。
メッキモールはクリアパーツ側に在るモールドを塗り分けて表す予定。

そして再度サフ。
様子見でガイヤの缶グレーサフを吹き、乾燥後に1200番ペーパで全体を均しかつ、ヒケの再確認。
問題無ければ、その上からガイアの瓶グレーサフをじゃぶ気味に吹き重ねます。

さて、ボディ塗装の前に内装もちゃちゃーと進めておきましょう。
ステアリングはキットのスポーク部を実車通りにピンバイスで穴を開け、0.3mmのタガネをノミ代わりにして開口。

シートにはエア抜き穴をキッチン用アルミテープをポンチで打ち抜き貼付け。

リアハッチ側のフロアにはフェルトを貼付け。
フロアの表現でフェルトを使うのは初めてだが、ウインドウパーツ越しにはどう見えるかしらん?

その他、もろもろパーツを塗装して組立て、後方からの眺め。
基本黒一色だから楽だこと。
インパネのシルバー部はエナメルの筆塗り。

全面上方からの眺め。
シートはセミグロスで塗装後にエナメルのジャーマングレーでウォッシングしてみました。
適度なビニールの痛み加減が出せたかなあ、と。
劣化具合が周りと合っていないけど(笑

さて、続きはボディ塗装。

240ZGのボディカラーといえば、やはりレーシングマルーン。
そしてそれは実車を見た事が無い(そもそも自分の故郷じゃ走っていない)自分にとっては、タミヤの憧れの1/12のキットがそれであり、箱絵のレーシングマルーンこそ、240ZGそのものであります。

ですので、塗料は当然タミヤの缶スプレーを使用。

一晩ガス抜きした後、エアブラシで吹き付け。
ちょっと濃いかなあ、とも思いますが、概ね綺麗に塗れたかなと。
改めてマルーンカラーのボディを眺めて、一人悦に入ります。
やっぱZはこの色だね。
そういや、Z33やZ34ではマルーンカラーが復活したそうな。
特にZ34では現在販売中車種のカタログカラーとなっているそうで。
デザイン面でもS30のモチーフを一層強めたZ34を、マルーン系カラーで作り並べるのもいいでしょうね。それも模型ならではの気楽な楽しみ。


なので、早速買ってきた。

そして仮組も開始。
こうして並べるとZ34のマッチョさが際立ちますねえ。
S30が随分と貧弱に見える。
こりゃ、ブルワーカーに登場願うか?(すまん、古くて)




という訳で、S30とZ34のツインマルーン製作記、スタートであります。

12 件のコメント:

JW さんのコメント...

おお~復活ですね!
待ってましたよ!

しかもZ!30!
マルーン!もう言う事無しです。

シートの艶加減がバッチリですね。
今のZより古い方が味があっていいな~。

taki さんのコメント...

かっこいいですね。
良いマルーンです。
で、ボンネットにはヤンキーメイト
ってカッテイングが入るんですよね

ホイールは描くのが簡単なマークⅠ
ですよね。

楽しみです。

yaszo さんのコメント...

いつの間にやらサクサクと進んでるとは(^^)
それも2台体制w
ボディはきっちりツボを押さえてるし、内装はいい感じのヤレ具合がなかなかGJではないかと。

30はもちろんカッコいいけど34も意外と嫌いじゃないしこりゃ楽しみっす(^^)
34はパールとか入ったりするのかなぁ~w

ヒロシ さんのコメント...

何といきなりもう塗装まで進んでるし、さらにもう1台とは!
ZGというと私もやはりマルーンが印象強いですね。で、432なんかはオレンジかな(笑)

そういえば蜜柑山にハセガワの432があったな・・・
34も楽しみにしてますよ~

藤谷吉宏 さんのコメント...

JWさん、こんばんは!

新旧の車種を並べると、今の車が一際無機質な感じに見えるのは何故なんでしょうかねえ。
共に同じ金属の固まりなのに。ホント不思議です。
で、それは模型であっても同じだったりするのがもっと不思議。
そうなるとエクステリアデザインの見た目の印象なのかなあ。

藤谷吉宏 さんのコメント...

takiさん、こんばんは!

マルーンになった時点でアキラじゃないです。
アキラっつーても大友克洋のAKIRAじゃないです。
ん?両方共にヤングマガジンだっけな?

OH!街道レーサー祭りっつーのも企画案としてあるんですが、誰か乗る人いるかしらん?

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんばんは!

Z34のボディカラーがちょっと判らなくてですねー。
やっぱパールかマイカですかねえ。
パールもマイカも模型で塗った事無いのでやり方の調査からですね。
実車どっかにないかなあ。
横浜日産本社のショールームにでも行ってみようそうしよう。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ヒロシさん、こんばんは!

判りました。Z432のRはお任せしました。
そうだ、タミヤの1/12レストアっつーのはどうでしょう。

1/12の240ZGも作りたいのですよね。
ただ、中年出戻り模型オヤジの性か、中途半端に色気が出ているので、1/12なら徹底的にディティールを詰めないと納得いかん、ってな感じで始めてしまったら相当にパワーを必要としそうなので二の足を踏んでおります。
まあ、大体にも完成しても置く場所無いしw

Mナンセル さんのコメント...

最近音沙汰ないのでどうしてるのかと、生きていたんですね(笑)
やっぱボディカラーは黒でGノーズにRACINGワタナベと入れましょう。

あら1/12もやるの?楽しみにしてますぞ。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ナンセルさん、こんばんは!

よろしく!?
そういやジャンプを最後に読んだのは何時だったろうか・・・
20年以上前だなあ。

1/12>
それ始めたら、完全実車再現だあっ っつーて一生終らないような気がする。
でも作りたいよなー。

@河童 さんのコメント...

なるほど、例の装置はこの為だったんですね。
タミヤのZ34が出たとき、通常国産市販車ってのは中々触手が伸びないんですが、ハセのZGと並べたいという動機で即買いしたのを思い出します。日本車やアメ車は同一車名で新旧並べると絵になる物が結構あるんですよね。

藤谷吉宏 さんのコメント...

河童さん、こんばんは!

Z34、自分も単独では実車も模型もこれまで興味を引かれる事は無かったのですが、240ZGを作り始めて色々と関連情報を漁っているうちに、マルーンカラーがカタログラインナップに加わった事を知り、俄然作り並べたくなったのです。
ミドルエイジのノスタルジアというのは、マーケティングにおける重要なポイントですね、実車も模型も(笑

新旧車種そろい踏みで画になるのは、外観が別物でもその車種(ブランド)名で一括りにできるだけの歴史重さを持つ車だったり、特にマスタングなど、初代のモチーフを現代の意匠で再現した車だったりしますかね。
そんな車を一気に作り並べてみたいですよね。
それこそ模型作りの醍醐味、楽しみだと思います。