
アルファ祭り参戦車、エンブレムが燦然と輝きますです。
ってな訳でデカールを貼りました。
使用したのはアフターのエッフェ製。

これがまた印刷が鮮明で発色が良く、更に伸びがあり且つ適度に柔らかく、Rのキツイ曲面にもHot綿棒と軟化剤の併用でしっかり追従してくれました。
結構乱暴な馴染ませ方をした所もありましたが破ける事もなく、まるで自分の技量が3段階位向上したかと錯覚させるような素晴らしい出来映え。
C3レーシングのデカールに叩きのめされた後だけに、今回の作業の気持良さって言ったらありませんですよ、お客さんw
そんな高品質で3段階技量が上がったと誤解させたエッフェのデカールですが、ちょっとうかつだったのが、

紺色の部分はデカール表現だけだとばかり思っていたら、塗分けのケースにも対応できるように、ロゴ部分だけを独立させたシールも用意されているのですね。
間抜けな話し、貼り始めて気付きました。
そして紺色部分については、特に前後ウイングの特に翼端板なんぞは、貼付け面の狭さとRやエッジのキツさから塗分けにした方が絶対楽だと思いましたよ。
まあしかし、結局どうせロゴも単独で一通り用意されている事だし、最悪駄目なら改めて塗り分けで対応しよう、という事でこのままキッツイ部分にもデカールを貼付けて行く事としました。
難問は続きます。
フロントウイング上面デカールは、翼端板が接着されている状態で貼付ける事を前提としたデザインになっており、接着前だと翼端板上部の縁部分がこのように行き場が無くなってしまいます。

結局ここはナイフで切り分けて、翼端板の方にも貼付けました。

それ以外の部分にもせっせと紺色デカールをパッチワーク的に貼付け。

紺色という事もあってか、重ね張りしても色透け無く何とか貼れました。
それから不可解だったのが、左側リアデッキのフィルターカバー。

前方と両脇は比較的モールドに沿ってしっかり位置も決まって貼る事ができたと思ったのですが、後ろ側は白色のフィルター部分がカバーの外枠モールドからはみ出しそうに成る位に位置ズレしてしまっています。
同じように貼って右側は問題無かったのですが、これはやはり自分の貼付け方がマズかったのか、それとも印刷が・・・・???
結局ここは余った紺色デカールの切れ端をモールドに添うように上張りして対応しています。
さて、そんなこんなで二日がかりのデカール貼りも終了。

この精悍な赤の紺の2トーン、なにかをイメージさせるなあ・・・
そうだ、King Kazu(三浦知良)が在席していたイタリアのジェノアのホームユニのカラーリングだ。
でもジェノバ市なんて、パルマラットのパルマ市ともアルファのミラノ市とも関係ナイですね。
まあどうでもいいか。
さて、この後の懸念事項はエッジ部分や、重ね張りしたデカールがクリアコート及び磨ぎ出しで捲れ上がる事、ですね。
引き続き慎重に行きませう。