2009年12月5日土曜日

Peugeot 604 No.2 Do It Clean

オランダ、デンマーク、カメルーン・・・・・
厳しいのは間違いないけど、組み合わせのバランスとしては妥当な所だよね、変なバイアスも掛かってないし。
だからこそ予選リーグを突破して世界を納得させる事の出来る絶好の機会な訳だよ。
チーム力で対抗するしかないだけに、残りの半年間それを更に磨き上げてくれ。
そう、来年の6月が楽しみじゃないか!


で、604。

実車ではボディプレスラインとなる所が、このキットではボディとシャシの分割箇所となってます。

これじゃ塗装後が不自然になってしまいます。

なのでシャシ側からボディ相当部分を切り離し


ボディ側に接着。

強度を考慮して、接着は接着剤にプラ材を溶かしたヤツを使いました。
硬化するのにやや時間が必要ですが、溶着させるので曲げ方向の力にもある程度の強度を保てて、この方法結構気に入っています。

ウインドウのクリアパーツ、

うおっと!
ワイパーやバックミラー、リアドアサイドウインドウトリムの一部が直接モールドされてます。

ここで、以前magusさんがブログで紹介されていたクリアパーツのパーティングライン消し手法を活用して、

見事に消えましたぜ、この効果に自分もビックリ!

同様の方法で消したリアドアサイドウインドウトリム、

どうやって再現させようか・・・

洋白板か細切りプラペーパーか、どうしようかと思いつつ、

他の部分の枠を塗装でメッキ表現する事から、仕上がりの質感を統一させる為にここはプラペーパーを使う事としました。
取り敢えず今は仮組みで様子見。

サイドドアミラー、フランス仕様は運転席だけとなっている模様。

しかし、キットのパーツはステーの部分が太すぎて違和感あり。

ステーを切り離して、代わりにプラ棒を加工して、

ミラーとの接合部分にテーパー付けて、

ボディに仮組み、

うむ、悪くないぞ。

さて、ボディの下地作りも無事終えて、

次はいよいよボディ塗装。

カラーは散々迷いました。楽しい迷いですけどね。
メタリック系というのは決めてましたが、茶系か、シャンパンゴールドか、ブルー系か・・・
で、Flickrで色々見ていて一番印象に残ったのが淡いメタリックブルー、今回はこれにします!

調色はガイアのExシルバーをベースにガイアの純色シアンを少々、それを同量のExクリアで割て、


塗装してデカール下地のExクリアを軽く吹いた状態がこれ。
写真で寄って見ると粒子感がちょっと強いですが、1/43というサイズ的にもある程度「メタリック」感を強調するのもあるかな?っつー事でこれはこれでヨシとします。

カラーを吹く際にブラシの圧を落とすのを忘れて、思いっきり表面に吹き返しのザラつきを出してしまいましたが、やけっぱちで乾燥後に綿棒で表面のザラつき、粒子を拭き落としてみたら、見た目に荒れも出ず結構綺麗になってくれました。予め同量のクリアで割った事が良い方向に働いたかな?

さてこの後は研出しの邪魔になるので削り落としたボンネットの「604」エンブレムをデカールで再現した後、改めて本クリアを吹くとしましょう。

・・・・っつーても、エンブレムはシルバーじゃん
インクジェットじゃ無理だよ、どうやって自作すんのよ!

という事で、また課題を残して次回に続く。

12 件のコメント:

躍人 さんのコメント...

おお、なかなかの快進撃でございますな。
押さえるところはしっかり押さた工作。
これは仕上がりが楽しみです。


W杯は…
今日のNHKでやってたJリーグの試合観てたんですけど…このレベルでは予選突破はかなり難しいかなと。シロートの印象ですけども。
頑張って欲しいものです。

ミゾロギ さんのコメント...

いい感じですねー。色も入りました。
きっちりと細かいところまで手が入って、ミニチャンにはまけませんね。
43は別売り部品が豊富にあるので。はまるとちょっと恐ろしいですね。エレールならではの軽さも好きです。
完成がとても楽しみです。
ブログへのリンク快諾ありがとうございました。

藤谷吉宏 さんのコメント...

躍人さん、おはようございます!

先日はお疲れ様でした、お会いできて良かったです。
今度は是非模型のイベントで再開したいですね!

さて、

まあ、客観的に見ればグループにおける「勝ち点稼ぎ相手」扱いとなってしまうのは純然たる事実でしょうね。
だからこそグループを突破して、世界を驚かせ、且つ、その存在を結果で認めさせて欲しいと思います。

南アフリカには流石に行けないなあ・・・

藤谷吉宏 さんのコメント...

ミゾロギさん、おはようございます!

リンク、ありがとうございました!
こちらからも貼らさせて頂きたいと思いますので、これからもどうぞ宜しくお願いします。

ボディカラー、色々迷った結果、これまでやった事の無い色、という事で今回のに決めました。
白色灯の元でのコンデジ写真だと再現しきれていませんが、今朝のような晴間の太陽光の元だとメタリックらしい、面への光の映り込みの変化が見られて、先程から一人で悦に浸るおりますw
なかなかいいペースですので、年内中には完成できそうです。

Mナンセル さんのコメント...

デカール言ってくれたら作るのに。
っていうかウチに使ってないMD1300ありますが。
初期タイプなんでUSB対応してませんけど。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ナンセルさん、こんばんは!

お心遣い、ありがとうございます。
しかし、USB-パラレル変換咬ませたとしても、自分のintel Mac OsXじゃドライバ対応してないんですよねえ・・・
と、思いながらふと後ろを振り返ると、そこにWifeのPPC OsX iBookが・・・!!

行けんじゃん!?

お願いしよーかなー。

きよみ さんのコメント...

我が家にベージュのマック(G3DT266)が眠ってますけど、要りますか?(笑)なんなら子供のオモチャにしてたLC630もありますけど(先日サッドマックが出てそのまんま)

プジョーはキッチリ手を入れて進みましたね。先が非常に楽しみです。

あ、エンブレムなんですが、洋白板とかメタルックを下地にして上からクリアのインクジェットデカールじゃダメでしょうか?実は私が今製作しているトライアンフでやろうと思っている方法なんですけど。

yaszo さんのコメント...

なかなか渋い色ですな(^^)
ヨーロッパ車はやはり中間色ですね。特に地味目の車はww

小物関係もバッチリ決まってるし、順調に完成までいきそうですな。年内にもう一つくらいいけるんじゃないですか?w

藤谷吉宏 さんのコメント...

きよみさん、こんばんは!

LC630にG3のパワーマックですか、いやはや渋い所をお持ちですね。
現役時代に購入されたのなら、マックな人として更に一目置いてしまいます(笑

それはさておき、PPCならロゼッタでOS9以前のアプリやドライバーの対応も広がるし、場合によってはパーティション切って、OsXとOS9を使い分ける事もできますんで、大丈夫であります。
って、なんだよMD貰うつもりかよ>


メタルック下地のデカール貼り表現とはいいアイディアですねえ。
今回の場合は多角形的な形状のものなので、サイズの関係もありその方法は自分の技術的に無理ですが、長方形のエンブレムの自作では是非試してみたいと思います。
その前にきよみさんの結果報告、宜しくねー。

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんばんは!

年内もういっちょ、でせうか?
じゃあ、バンダイの43プラモデルでも作ろーかー、って冗談です(笑
でも、次の候補もそれこそ山の様にあってとても困っています。
あー、この師走の真っ最中になんて平和なこのワタシ(笑

JW さんのコメント...

また43の季節ですか!(笑)
いいですよね43.
手ごろな大きさが好きです。

でも作るとなったら作業が細かいので
自分には無理~・・・・。

でも作るならこういう感じの
古い車がいいですね。

藤谷吉宏 さんのコメント...

JWさん、こんにちは!

いやいやいやいやいや・・・

73機であれだけの細部工作を軽くやってのけるJWさんなら楽勝ですよ。
自分の場合、細かい所は全部省略。
世の43車の達人ような真似はとてもできましぇーん(笑
それでも綺麗に作る事さえできれば、なかなかの佇まいを見せてくれるので、仰る通りの手頃さと相まって、自分も大好きです。
604が終わっても多分続けて43行くと思いますヨ。