2010年10月2日土曜日

TOYOTA Corona MarkⅡ GX60 No.3 完成


先日、7年間付き合って来た307ccを手放す事となり、それにあたってこの車への思い出を、兼ねてから雑誌やWebで見てその作風に憧れていた、このブログ等でもお付き合い頂いている溝呂木さんのイラストにより残したい、と思い立ち、思い切ってイラストを描いて頂きました。
それがこの作品です。

先日、溝呂木さんの個展にお邪魔して、作品を直に受取る事ができました。
そして、実際に描いて頂いた作品を手にして改めて思いました。
雑誌やWebで見る作品も素晴らしいですが、やはり原画は格別。
作り手の体温の温もりや息づかい、そう、「人」を感じました。
そして、その作品が「生きている」事も。
その素晴らしい作品が自分に向けたもの、と思うと喜びは格別。
今回、勇気を出してお願いして本当に良かったと思っています。
まさに家宝。
子供達が自立するまで叶わないと思っていたオープンドライビングを再び与えてくれた、愛する307ccと、それと共に歩んだ我家の思い出は、この画の中でこれからも生きて行きます。
溝呂木さん、ありがとう御座いました。













さて、
何か他に伝える事無かったでしたっけ?

あ、マークⅡの完成報告か・・・・

まあ、こんな感じです。



TOYOTA Corona MarkⅡ GX60

TOYOTA Corona MarkⅡ GX60



TOYOTA Corona MarkⅡ GX60


最後に先代とそろい踏み。

TOYOTA Corona MarkⅡ MX40,GX60

こうして見ても3代目はカッコイイなあ。
それにしてもとても同じ車名の車とは思えない。
4年のモデルサイクルでこれだけ変ったんだね。
ホント、いけいけドンドンだったんだなあ、この頃。

12 件のコメント:

kitazawa さんのコメント...

素晴らしい仕上がりですねえ! あの頃を思い出していろいろジーンとしちゃいましたヨ。ボディカラーも時代感がたっぷりで、80年代の風が画像から吹いてくるようです。
細部の質感表現や、全体のバランスがお見事! この時代のキットをシャキッと仕上げるには、色々と見えない所に工夫をする必要がありますよね。良いもの見せていただきました。
しかし、当時はこのクルマに全く何の感慨もなかったんですが…こんなカッコ良いクルマだったんですねえ。

オミッターズ さんのコメント...

完成おめでとうございます。
いつもながらのシャープな作風、雰囲気満点のボディーカラー、いやいや実に羨ましい限りです。

アリイというと旧エルエスですかな。僕もクレスタとジャパンを持ってますが、もっと揃えたくなっちゃいました。作らなきゃ意味ないんですが~

ミゾロギ さんのコメント...

イラストをどーんとありがとうございました。
マーク2も個展で見せていただき、しゃきっとした仕上がりに見とれました。
マーク2こそ、我が家の想い出のクルマ。
特にこの先代の方は、まさにこの茶色でした。
懐かしいなあ。模型もイラストもタイムマシンですねえ。
お見事です。

藤谷吉宏 さんのコメント...

北澤さん、こんばんは!

凄いでしょう、Flickrのフィルタリングテクノロジー(違

確かに幾つかのパーツの精度やモールドの甘さには気を使わなければなりませんでしたが、何よりボディのプロポーションが良い事が、完成型がカッコ良くなった事の一番の理由でしょうか。
同じシリーズのヨンメリも所有していますが、ボディプロポーションを見る限り、フジミやアオシマのキットを上回るカッコ良さだと思います。
アリイのこのシリーズ、侮り難しですね。

それにしてもこの車、当時の自分は感慨無いどころか、大嫌いだったんですけど、ヘンに弄っていない、トヨタの提示したコンセプトまんまの状態で改めて見ると、エクステリアもインテリア共にバランスの取れた車だな、と感じます。
でも今は全く見かける事は無いですよね。スカイラインやXX、ソアラは稀に見かける事はありますが、コイツはさっぱりです。それがこの車のキャラクターなんでしょうか?

藤谷吉宏 さんのコメント...

オミットさん、こんばんは!

長旅からの帰還、お疲れさまですw

アリイと言えば、オミットさんのミリメーターですよ!!
で、年初計画を遥かに越えてもっと揃えておくんなまし。
他のキットも、作ってみると結構、というのが多いのか、それともやっぱりヤッパリなのか・・・・、作って意味持たせておくんなまし。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ミゾロギさん、こんばんは。
その節は色々とお世話になりました。

ミゾロギさんの作品のような、時の積み重ねまでもを今に表現できる術は無いものの、こうして形にする事で頭の中の記憶が重なってきます。
ここら辺りの自分が運転免許を取れるようになった時代の国産車は、「クルマ」というものにグッとリアリティを持ち始めたモノだけに、独特の愛着がありますね。
ちょっと合間を置いて、またこの時代の車を作りますよ。

yaszo さんのコメント...

完成おめでとうございます&お疲れ様でした。
この車自体にはあまり思い入れもないんですが、なかなかカッコいいなぁ(^^)
ボディカラーがドンピシャなのとキビしいキットをシャープに仕上げられたからでしょうか。しかしホントいい感じw

ミゾロギさんのイラストもいいなぁ。
確かに直筆の物はプリントやモニター越しとは違う雰囲気があるのでしょうね。いつか私もミニ描いていただきたいなぁ(^^)

で、次作のアレ。
かなり楽しみにしてますんでww

ひろポン さんのコメント...

>Limahl様初めまして。
コメントありがとうございました。
私もこちらから改めてご挨拶させていただきます。
※リマールということはやっぱりカジャグーグーから?(笑)
昨年あのコルヴェットを拝見してビックリ感動!でした。
このマーク2の色も凄くきれいで清潔感のある仕上がり。
実物が見たくなります。ほんと私など比べものになりません!
車種的には専門外ですが、実車より遙かに存在感があるのはモデリングのセンス以外の何物でもないですね。
F1もジェットも凄い、今後も参考にさせていただきます!

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんばんは!

yaszoさんもMini描いてもらいましょうよ。
写真や模型で残すのとは違う、書き手と貰い手の想いが伝わります。
お勧めですよ。

で、アレ。
足回りの合いはストレートでOKそうですが、ボンネットやフロントアンダー、ボディパーツはヒケやズレが結構目立ちますんで、下地のお手入れが大変そうですヨ。
11/20はどうかなあ???

藤谷吉宏 さんのコメント...

ひろポンさん、こんばんは!
お越し頂き有難う御座います。

お褒め頂き大変光栄であります。
しかしながらアチキの作品なぞ、Flickrの写りの良さに助けられている部分大きいもんで、実物は「ありゃ、この程度?」なモノでございます(悲
もっと上手に楽しく作れるようになりたいですね!

ご推測の通り、リマールはカジャグーグーのリマールからです。
ファンだった訳ではなく、学生時代の髪型から、後の友人から「なんじゃ、あのリマールみたいなオカシな髪型した野郎は?」と言われた事が発端で、そのままそれがあだ名になったのです。

では、これからどうぞ宜しくお願いしますね!

ヒロシ さんのコメント...

完成おめでとうございます。
1枚目の写真なんかまるで実車のカタログ写真のようですね。
カラーリングも当時の雰囲気満点で素晴らしい。

古いキットでもプロポーションがしっかりしているキットは手を入れれば入れただけいいものに仕上がりますね。
いいものを拝見させていただきました。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ヒロシさん、こんばんは!

なんだか今回、これまで以上に写真映りがイイですねえ。
カメラをiPhone4に換えた効果か?w
マジで実物は誰にも見せたくないのですけど、ハハハ。

そう、このキット、ボディのプロポーションは抜群。
そこに取り付けるパーツのフィッティングが今一今二ではありますが、ちょっと注意を払って丁寧に作り込めばバッチリです。
ただ、作っていて最後の方は飽きました(大爆発