
年を跨いで進行中、504クーペ。
全体的に合いは良好。
レジンキットとは思えないぐらい。

インテリアパーツは、ダッシュ、センターコンソール、フロントシート、リアシートの4つのパーツで構成されているのですが、仮組してみたら見事にぱちピタ。
サイドウインドウのモールはエッチングパーツ。

ボディの形状に合わせて修正が必要でしたが、比較的容易にフィットしてくれました。
修正後のパーツは、後々歪んでしまわないように、厚めのプラ板に貼付けて接着時まで保管しておきます。

ただ、フロントグリルのエッチングはフィン部分が曲がりまくってしまい、修正しきれず。

しかも一本もげてしまったし、どーしましょコレ。
今は課題は先送りしておいて、取り敢えずボディとタイヤをセットしたシャシを合わせて様子見。

なんだか随分と側面おでぶ、なシルエットですなあ。
真ん中辺りのプレスラインを強調して、且つ後々付属のエッチングパーツで表現するサイドシルモールを取り付ければ印象も変るかなあ?
そこで、ボディ下地作りはサイドのプレスラインを強調する方向で手付け。

プライマーをどば〜っと吹いた後に、荒目の缶サフで下地作りの準備。
プレスラインに沿ってマスキングテープで境界を出して、そこに白ラッカーパテを薄く盛ります。
白を使ったのは、こちらの方が乾燥が速いとの評判を見聞きしたのと、グレーサフの上では見易くなって作業も楽かな?と思ったから。
半日程放置してパテが乾燥した後、マスキングを貼ったままの状態でペーパーを掛けてラインと面を出して行きます。

ある程度ラインと面が出たかな?と思った所でマスキングを剥がします。
境界の部分には段差と荒れが残っているので、細めのペーパーで調整。
前後のウインドウのモールは、レジンの湯が回ってなかった様で、一部が消えていました。

ボディ側をマスキングテープで保護しつつ、失われたモール部にプラ棒を黒瞬着で接着。

ペーパーで整えて、モールの再現。

こんな感じで下地作りがある程度整った所で再度缶サフを吹き状態をチェック。
まあいいだろう、という所で改めて最終サフを吹きます。
そして、今回もボディカラーはメタリック系とするので、下地の影響を受け易いメタリックカラーに対応して、下地から柚子肌を押さえた極力綺麗な状態とすべく、一度1200番のペーパーでサフ面の柚子肌を均した後、最終サフをいつもの缶サフではなくてブラシを使ってやってみる事としました。
使用するのは最近発売されたガイアの瓶サフ。

自分、なんだかガイアばかり使っていますが、クリアはもちろんの事、ボディカラーもガイア主体で、当然それらを希釈する溶剤もガイアなもんだから、ここはメーカーを揃えておいた方が良かろうかと思い、これを選択。
少なくとも艶出す車のボディカラーの場合、クリアとカラーとそれらに使う溶剤については極力同じメーカーで揃えた方が間違いが少ない、というのが自分の(貧弱な知識と経験からの)印象。
こいつをいつもの車のボディカラーを吹く時と同じ調子で希釈して吹き付け。

印象としてはサフというよりも、つや消しグレーの塗料を吹いた、っつー感じですね。
グレーのカラーと違って下地への密着性が高い事がサフである事の証なんでしょうけど、今回は特にそこまでチェックはしておりません。
一日乾燥させた後は直ぐさまボディカラーを吹きます。
カラーはメタリックのグリーン。

Exシルバーを同量のExクリアで割って、それをベースとしてそこに純色グリーンを少々、そして色合いがイメージに合うように、純色イエローと純色シアンを爪楊枝の先から一滴づつ垂らしながら調色してゆきました。
感覚だけでやってますんで、多分同じ色は二度とできないゾ(笑
調色したカラーを、今回は忘れずに吹き返しの無いようにブラシの圧を落して吹き付け。

綺麗に吹けましたが、光りの辺り具合加減では相当にギラつきます。
まあ見栄え優先という事でこれでヨシとしますです。
さて、この調子でサクサク行くゾイ。