2009年4月8日水曜日

フェラーリ312T No.20 ウインドウシールド

桜満開。

でも、次の土日には殆ど散っているのかな?




さて、今回は早々と本題に入るとしましょう。

すっかり放置プレイとなってしまった312Tでしたが、
張り線のテンションが維持できている今の内に、その勢いに乗って取り敢えず手を付けてみよう、という事で、ウインドウシールドの自作から再開してみましたですよ。

まず、yaszoさんやJWさんからのアドバイスで、型の表面をツルツル仕上げとしました。

とは言っても車ボディのような写り込みバッチリ鏡面仕上げではなく、タミヤ赤コンパウンド止りのほどほど仕上げで。

で、更に100均ショップ、ダイゾーで購入した木枠フォトフレームとクランプで、ヒートプレス用の保持具を自作。
以前に自作した割り箸での木桁は、どうにも保持力が弱くて堅い材質のプレスには使い物にならないので、今回はこれを試す事にします。

フレーム同士の挟み込み部分には、ふすま用クッションテープを貼って、保持部の密着性を高めさせました。

で、まずは塩ビのクリアファイルを適当なサイズに切って挟んで、

プレス!

しかし材質の柔い塩ビだと、逆R形状を綺麗にコピーできない。
それにペロペロして、原型の形を保持しきれません。

更には、端面が露出する今回の様な部分では、切り出し面をなだらかに仕上げる事ができず、結局塩ビを用いた方法は今回却下。

そこで、お次ぎはクリアのプラパンを試す。

使用したのはエバーグリーンの0.4mm厚透明プラパン。
暖め加減が最初は旨く掴めず、4回目でようやく成功?
その内一回は暖め過ぎてプレス前にプラパンに穴を開けてしまいました。

今度は逆に堅い材質で且つ、すり傷、切り出し傷が目立ち易いので、なるべく余裕をもった切り出しをして、そこからリューターでせっせと所定の位置まで削りました。

端面はペーパーで処理して均します。

で、カウルに仮組。

ちょっと強引に合わせる必要がありそうですが、まーいいっか。
カウルとの固定はアフターのリベットパーツをウインドウシールドからカウルまでを貫通させてやれば良きかしらん?

それからリアとフロントのウイング端翼板。

ウイング本体からのダボ穴が目立つので、固定の方法を逆転させ、端翼板ダボ穴部に真鍮線を瞬着接着し、ウイング本体のダボは切り取り、その部分にバイスで端翼板からの自作ダボをはめる穴を開けました。
真鍮線の固定は、最初ハンダでやろうとしたのですが、ハンダがまーったく出来ない自分、丸半日のトライの結果、改めて己の技術の無さを痛感し、結局瞬着に助けを求めた次第であります。

仮組したらこんな感じ。


この後、ウイングパーツは、塗装でメッキ調を再現させます。
そのお話は、また今度、という事で・・・



ちょっと来月初旬の完成には正直ヤバイ気がしますが、まあ気楽に且つ、びしーっと進めて行きますデスよ。


そういう訳で、


静岡ホビーショーまで
あと37日!









あ、そういや先日こんなのを初めてしまいました。



いじょ

8 件のコメント:

taki さんのコメント...

あと37日ですって、やばいよ
まだ宿の手配も終わってない。

お手つきもどこまで仕上げられるのか
わからないっす。

ともあれクリアー整形おめでとうござ
います。プラは縮むので絞りにくい
ですが絞っちゃえば、接着やら修正が
便利で良いですね。流石です。

ヒロシ さんのコメント...

ウィンドシールドは流石ですね。プラ板ならあとあと楽ですしね。
翼短版はエッチングでしたっけ。取り付け部の発想の転換も素晴らしい。
この分なら静岡に間に合いそうですね。
それにしてもあと37日か・・・(滝汗)

yaszo さんのコメント...

ウインドシールド上手くいきましたね(^^)
逆Rの時はやっぱりバキュームでしょうね。タッパーとパンチングメタルで簡単にできますし、あればけっこう便利なんでおひとつどうです?(^^;
翼端板もさすがの納まり(^^)

しかしあと37日か・・・・・・・・・・
汗が止まらない・・・・・・・・・・

藤谷吉宏 さんのコメント...

takiさん、こんにちは!

え~~~っ、宿の手配まだなんですか?
とりあえず宿確保ですな。

切り出しには神経使いましたが、端面処理はプラがやり易い(というか塩ビじゃ、それができないぃっ)ので、何は兎も角、それっぽい形をコピーできてよかったです。

だけどエバグリ高い!(単位面積当り単価で)
タミヤプラパンは余分にサイズでかいので、サイズ面で手ごろなエバグリにしたのですが、プレスも出来る事がわかったし、ストックも兼ねて次回からはタミヤのプラパンにしてみようと思います。

藤谷吉宏 さんのコメント...

ヒロシさん、こんにちは!

翼端板側のダボ穴の処理、最初はふつーに取り付けた後にパテ埋めしてタッチアップ、で行こうと思ったのですが、ボディカラー同色のリアなら兎も角、フロント側は金属色表現なので、後処理はできないだろうから、なんとか事前に対応したいと思ってました。
そしてこれ、持ち手にもなって、塗装も楽チン、一石二鳥です。

ウインドウシールド>
あ、そう言うのか。
そーいや記事のタイトルも間違っているなあ、直しておこう。

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんにちは!

やっぱ、逆RはバQなんですね。
手順とか必要道具とかのイメージがずっと掴み難く、ちょっと無理と諦めていたのですが、先日わかり易い解説を見つけたので、次回はそれを参考に試してみようと思います。

滝汗>
自分もかなーりヤバイっすねー。
さー、どーしましょーかー(豪雨汗

ドカ山 さんのコメント...

さすがですねぇ
クリアプラ板の整形は夢ですよ。
色々とやってみたけど、結局断念。
塩ビのバQでやってます。

フォーマーは簡単ですよ♪
製作30分でOK。費用も500円くらい

http://blog.livedoor.jp/hyamagu3/archives/50778243.html#more

ご参照くだされ

藤谷吉宏 さんのコメント...

ドカさん、こんばんは!

おー、こうやるのか!
おバQ器具の作り方はこれで判った!
確かにこりゃ簡単!安い!
だけど暖め方の加減は、おバQの方が数段難しそうな気がしますなあ。
特にプラパンの場合、熱源から離した後の冷え方が急で、直ぐに再硬化するように思えます。
適度な状態に熱した後、間髪入れずに器具にセットしてバキューンしなくてはならないのではないかと予想され・・・
という事で、ドカさんに倣って、次回早速やってみます。
って次回って何?