2009年7月5日日曜日

BRABHAM BT46 No.2 永遠の助走

カウル下地作りの過程において、フロントウイングの対翼端板接合部のバリを取ろうとせこせこペーパーを当てていたら、あらら、思いっきり削り過ぎてしまいました。
仮組で翼端板を当てたら隙間ガバガバ・・・・

なので修正と相成りました。

翼端板側にマスキングゾルを塗って、カウルにひっつき虫を使って固定(ウイングの裏)。


隙間部分にポリパテを埋めて乾燥を待つ。
最初光硬化を使ったのですが、どうも光硬化はプラへの食い付きが弱く、硬化後の面均しで剥がれ落ちてしまいました。
自分の扱い方が下手なのかもしれませんが、この手の修正に光硬化はあまり向いていない様に思います。

で、ポリパテ乾燥後に面均しをして、

ようやく修正完了。
ああ、ホント無意味な回り道でした。
これでようやく本題に入れます。

で、カウル以外にもシャシ、エンジン、サス関連パーツも下地を作って行きます。
で、その過程でちょいと色気が出て来まして・・・・


0.6mm径の洋白線を1.5mm径の真鍮線に巻いてサススプリングを作ります。

キットのサスパーツ、コイルとダンパー部をぶった切って、

1.0mm径の真鍮線をダンパー代わりに、そこに先の洋白線スプリングを挿入。
ダンパー、最初は真鍮パイプと真鍮線の組み合わせて、まさに”ダンパー”を再現してみましたが、このサイズだとスプリング挿入してしまうと殆ど判らないので、結局パイプを使ってのダンパー再現は止めとしました。

こうやって前後の4パーツ分を作って、ちょいと仮組してフィッティングの様子見。





おお、イイんじゃねー。

この調子で順調に下地作りが進んで行く。



で、先日ふとした事でBT46と思われるモデラー目線の写真をネットで大量発見。
うーむ、ちょっと頑張ってみようか、と思う文月の夜。

8 件のコメント:

躍人 さんのコメント...

光硬化パテは、使用面の脱脂を完璧にしないとダメだそうですね(模型屋でそう言われたので導入を見合わせました)。
サス、いい感じです!

Kazu さんのコメント...

大将!何だかどんどんテクニックが向上してません?
漢の模型を作るというのは、こういうことなんですねそうですね。
ワタシも今日は模型弄りをする予定です!

藤谷吉宏 さんのコメント...

躍人さん、おはよう御座います。

脱脂がポイントですか!
さほど気にしてなかったですね、次回はしっかり処理してみます。
しかし、そもそも光硬化自体が脂っぽいンで、使用面側をしっかり処理しても、パテの脂で食い付きが弱くなっている様な気もするんですよねー、どうだろう?
だけどその特性を活かした、パーツの型取りコピーにはとても有効と思ってますデス。

藤谷吉宏 さんのコメント...

隊長、おはよう御座います!

御陰さまで、中年オヤジらしく、要領だけは良くなってきたと自分でも思ってますヨ(虐笑

隊長もなかなか趣味の時間の確保が難しそうですね。
今日はたっぷり満喫して下さいね。

ヒロシ さんのコメント...

サスいい感じですね。細かい部分でもちょっと弄るとグッと見栄えが良くなりますもんね。
光硬化パテは脱脂よりむしろ表面を600~800番位のヤスリで荒らして食いつきを良くした方がいいです。
ただ光パテはもろいのでこういう部分はエポパテの方がいいかもです。

yaszo さんのコメント...

ホント、いい感じ(^^)
ヒロシさんがおっしゃるようにこういう細かい部分で見栄えが変わってきますもんね。
まぁ誰にも気付かれないって可能性もありますが(^^;

私も光硬化パテは苦手です…
もっぱら硬化時間が早いアルテコに頼ってますw

藤谷吉宏 さんのコメント...

多摩地区親衛隊長、こんばんは!

ヒカリは脆いっスか、やっぱり。
まあ、適材適所ですかねえ。
うすーい膜の形を作れるのがヒカリの好きな所なんですけどね。

藤谷吉宏 さんのコメント...

yaszoさん、こんばんは!

大丈夫、大丈夫。
サスはシルバーのダンパーにブラックのスプリングなんで、コントラストもはっきり。
結構目を引きそうなんですよ。

でもBT46は、真面目に作り出したら、それこそ底なし沼の様な D/Uポイント満載なので、この後もこの調子で続けるかどうかは現在も考え中であります。