月が変りましたが、先月は静岡ホビーショーがありました。
この時の模様は既に各所にて詳細なレポートが紹介されていますので、人混みの多さに参って休憩室でサボっていたが故に見逃していた作品、お話できなかった作者さん多数、という実に心残り一杯な自分からは会の報告は控えさせて頂き、代わりに他の皆さんのレポートをご参照下さい、という、何とも無責任な報告となりますが、まあ、
噂のBitchに載ってきたゼ、という写真一枚でご勘弁下さいなまし。
秋の横浜で胸を熱く焦がして待っていな、
ふふふふふ・・・・・
で、ムスタング・コンセプトⅡですが、
最初プラ材主体で作ったヒンジですが、開閉を繰返すうちに強度面の脆さが気になり出し、結局真鍮素材で作り直す事にしました。
これはトランクフードのヒンジ。
半田付け作業にはどうにも苦手意識があり、できれば半田作業無しで仕上げたかったのですが、やはりプラ材では後々苦労するだろうし、どうせ塗装前だから失敗してもリカバリーは容易、という事でちょっと頑張ってみました。
トランクフード側に脱着可能なハメ込み口を作ってみましたよ、の図。
ドアのヒンジも作り直し。
ボディ内側への接着ベース含めて全て真鍮素材で作り直し。
当初の物よりかなりしっかりしたヒンジが出来上がりました。
そして最大の難関、ボンネットフードヒンジ。
おそらくコンセプト2の細部構造は、Ealy65と同じと思われ、ボンネットフードヒンジも同様と考えます。
であれば、実車のヒンジは下写真の様になっているはずです。
コイツは、開状態でもフック無しで自立できる構造となっています。
しかし、なにがどういう構造で開閉できるのか写真やWebで検索してもサッパリ判らない。
で、あれば写真をたよりに適当にモデルを作ってみよう!
という事で、発砲スチロールのベースに、厚紙で作ったステーを、軸は爪楊枝で代替えして、見よう見まねで作成。
これが閉状態。
これが開状態。
このモデルを何度もフードの開閉動作をさせているうちに何となく構造とかポイントが判った様な気がしたので、熱が醒めないうちに真鍮材を使って改めて自作。
軸の半田付けが汚いですが、これは技量の限界、という事で勘弁願いたしと・・・
コイツをシャーシに仮止めして、ボンネットフードと瞬着で仮接着して、
閉状態。
開状態。
うむ、まあイイんじゃないでしょうか?
ボンネットフードは開状態でしっかり自立できている様です。
本当なら、フードは所謂内開き状態ではなく、ボディ上面より持ち上がる状態となるのですが、今回はそこまで追い込められませんでした。
まあ、兎も角実車っぽいヒンジ構造で少なくとも純粋な開閉機構は再現できたのだから、これはこれでヨシとします。
っつー事でフル開閉状態の再確認。
うむ、苦労した甲斐があり、満足な眺めじゃ。
それにしてもヒンジの自作は慣れないだけに異様に疲れた。
ここでリフレッシュの意味も込めて、コンセプト2は一旦お休みとして、ちょっと変ったモノに手を出すとしよう。
っつー事で、マスタング・コンセプト2、また何時か。